先日から話が出ていた『「禁煙CD」に歌詞を出したい。』というふわっとした件についての調査と結果報告と提案。

調査

参考HP

1.フリーウェアによるEnhanced CDの作り方

2.CDRTFE を使用して、CD-ROM EXTRA 仕様の … – ROPchiptune Labo.

3.CD Extra解析情報

上記のHPを見てもらったデータそのままで作成してみた。

貰ったデータ

曲.zip

結果

出来ることはできた。しかし問題が多々あると考える。

問題点は、CD extraのデータ部分が表示されるPC・OSと表示されないものがあること。
これは弘前学院データCDでも同じことが起きた。
環境に左右されるような商品作っても意味がない。

具体的な問題

1.データを誰でも簡単に見ることはできない場合がある。
データを閲覧するのに専門的な知識が必要になる場合があること。PCの環境や設定によって見れない場合があり、解決できない人が出ることが予測される。
いちいち問い合わせうけて対応もできないし、なにより面倒だ。

2.ファイル名はISO9660に準拠しなくてはいけないので、日本語不可。半角12文字まで。
まぁこれは当たり前と言うか順当なところ。貰ったデータをそのまま焼きこんだらファイル名が化けたので念のために書いておく。

結論

データ内部にpdfやdocでデータ入れても逆にめんどくさい話になりそうなのでやめよう。
かといって、顧客の要望なのだろうから何らかの形にはしなければならない。

…ん?なんか引っかかったので再調査する。

再調査結果

引っかかったのは、『各人の環境や技術レベルに合わせての対応がめんどくさい』これって、弘前学院のCDとおなじ。

ということは、弘前学院CDと同じように自動再生にしてメニュー作っちゃえばいいのではないだろうかと。
「画像」とか「テキスト」とかにこだわるからあかんのよ。
そもそもPDF見るのやwordが入ってるとも限らないでしょ。

ということでまたhtmlで作ってCDをPCに入れたら自動再生で表示。
ついでにそのまま音楽も再生できるようにしちゃえばいいじゃん。

でも、今後のことを考えて以下の提案もしておく。

提案

0.結論にも書いたが、画像ではなくhtmlでホームページのように作って自動再生させる。
なぜなら『ブラウザが入っていないPCなんてないから。』これが一番現実的かつ予算内でできそう。
しかも、誘導したいサイトやfacebookのリンクも貼れる。そっちを随時更新すればいい。

1.あえて、CDにデータを入れない。
CD盤面にQRコードで歌詞ページURLを入れてスマホ・PCで閲覧させる。
メリットは、歌詞以外にも伝えたいものがあればいくらでも載せられる。
問題はどこにURLの該当ページを設置するかだろう。
ATVビジョンのページにおくのであれば、話は簡単だが他のサイトにと言うことになればちょっと面倒かな。
「そっちでページ作れ」ともいえないだろうしね。
でも本気で禁煙をさせたいということであれば告知方法としては現在の社会の流れとしてはこれが一番正しい。
まぁどうせ本気じゃないんだろうし、追加料金も発生させられないだろうからそういう意味では現実的じゃないかも。

2.CDDBに登録して、アートワーク(ジャケット画像)に歌詞を表示させることもできそうだ。
ただし、アートワークを登録するにはコンテンツパートナー登録が必要で全部英語らしい。
ちょっとめんどくさいかも。
でもこれが出来ればレーベル会社並みのことができる。

 

ところで、これ予算おいくら?